神戸海産物卸協同組合の取扱商品について

日本全国で獲れる各地域の旬の海産物を、市民の食卓へ!
神戸海産物卸協同組合の各店舗では、海産加工品(主に塩干物)を取り扱っています。
毎朝早朝、全国各地から入荷する新鮮な海産加工品。
プロの確かな目が見極め選び抜いた商品だからこそ、自信を持って皆様の食卓にお届けします。神戸海産物卸協同組合では、「食の安全」・「おいしさの追求」を皆様に伝えていきたい!と思っています。
商品イメージ

塩干物のすすめ

■ 先人達の知恵!
先人達は古来より、魚を安全に美味しく、また栄養を考えた上で保存出来る方法を考え出しました。 それが『塩干物』の始まりです。
獲れたての魚に塩を施し、天日にて干す。その様な魚の加工技術が長きに渡り進化、発展を続け今日まで伝承されてきました。
■ 魚が美味しくなる理由
これらの加工は魚の旨み成分を引き出してくれます。
塩や干す事によって、魚の余分な水分が抜け旨みが凝縮され、またタンパク質が分解される事でアミノ酸などの旨み成分が形成されるのです。すなわち、魚が美味しくなるのです。
昔は現在のように冷凍機能や配送機能が発達してなかった為、保存性が重視されてきましたが、今日の魚の加工品は保存性より、『美味しさ』『簡便性』を重視した加工へと変化してきました。 
塩干物料理イメージ
■ 塩干物の魅力
今日、我々が扱う塩干物は、ロハス*なスローフード*であり、簡便性や安定した安価(一般的に)であるなどの理由より、まさに『安心安全な昔ながらのファーストフード』そのものであると思うのです。栄養価が高く、健康に良く、魚の美味しさを引き出す加工を施された塩干物を食さない術はないと感じるのです。
*ロハス…地球環境保護と健康な生活を最優先し、人類と地球が共栄共存できる持続可能なライフスタイルと、それを望む人たちの総称です。
*スローフード…食生活や食文化を根本から考えていこうという活動。伝統的な食材や料理方法を守り、質のよい食品やそれを提供する小生産者を守り、消費者に味の教育を進めるというもの。1986年ころにイタリアで生まれた運動。

海産物 食べごろカレンダー

ちりめん
主に漁獲されるのは、4月〜7月頃の春漁と9月〜11月頃の秋漁の時期です。一般に春漁の物はウルメやマイワシの稚魚が混じりやすく、秋漁の物は片口いわし主体で上品となります。
ちりめん
5月、以西近海の時鮭から始まり、以西近海の鱒。6月には紅鮭、キングサーモンなどが漁獲、市場にも入荷します。関西で需要の多い紅鮭は7月後半には終漁し、9月頃からは秋鮭の漁が始まります。
ちりめん
サバは日本近海各地で獲れるが、主な漁場は千葉、三陸、九州。 旬と言えば、やはり9月頃から12月〜1月頃までの秋サバがお勧めです。 国内産ばかりでなく、最近はノルウェー産のサバも脂ののりが良く人気です。
ちりめん
7月中頃より漁が始まります。『サンマと言えば秋!』と言われるのは9月〜10月頃に一番、脂がのり旨いからです。10月終わり頃には、北海道より徐々に南下し、それに合わせて魚の脂も落ちて行きます。
ちりめん
神戸市場には主に山陰のエテカレイが入荷します。漁期は9月に新漁がスタートし、5月末まで続きます。一番の食べ頃は、秋から冬にかけて脂ののった時期で産卵前の子持ちの物が旨いです。
ちりめん
山陰産は1月末〜、富山産は3月1日に網入れが開始します。やはり旨いのは富山産の物。大きさも違いますが、味が違います。お勧めは、3月中旬〜4月中旬の富山産の物。山陰物は価格は安いです。
ちりめん
11月6日に山陰の松葉蟹漁は解禁となります。メスのセコ蟹は1月中頃に禁漁となりますが、オス蟹は3月中まで漁が続きます。メス蟹の漁期が短いのは資源保護の為です。
ちりめん
漁期は年二回で春漁は3月末〜6月頃で秋漁が10月末〜12月末頃までです。水深200〜300mに生息していますが、闇夜になると20〜30mまで浮かび上がってきます。その群れを狙い船曳網漁にて漁獲します。
ちりめん
3月終わり頃から各産地より入荷が始まります、四国、和歌山、九州、山口などより、お盆頃までが最盛期かと思われます。
ちりめん
瀬戸内の春の風物詩は、2月下旬〜4月中旬頃までが漁期です。春が進むにつれ、 魚体は大きくなり釜揚げ、釘煮、チリメンなどに適さないサイズとなるので、3月 中旬あたりが価格も安くサイズも最適です。

神戸発!私たちの手で加工している食品もあります。

神戸市中央卸売市場塩干加工場

おいしさ選びのチェックポイント

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